2012年9月25日火曜日

詰めAVA

【問題】
以下の状況でSR側の最善の行動を考えよ。

SR、絶体絶命ッ!!

全体:爆破戦、Hammer Blow。残り時間45秒。
赤アイコン:EU側、C4持ち、SR、グレ無し、体力・防具共に50%。1秒前に敵PMに撃たれ、恐らくMAP上に被弾マーカーが付き、位置バレしている状態。敵PMが設置場中央付近にいることは分かっている。SRのスコープを展開しながらNRFリスポーン地点方向を見ている。
青アイコン:NRF側、グレ無し、PM、体力MAX。敵を発見したものの、距離が離れており仕留め切れなかった。マーカーを頼りに敵を追っている最中。




CWで実際にあった状況(その時、SRはAR持っていたが)。
自分はPM側で、マーカーが付いてSRの移動方向が定まった時点で勝ちを確信したが、実際はそうでもなかった、という反省の基に書いている。


【行動例1:SRがその場待機】
敵を舐めたプレイの一種。普通はありえない。
1/2の確率で横から撃たれ、1/2の確率の正面対決を勝利しないと勝てない。
……が、それはPMが詰めてくる場合の話である。

PM側が「1/2以上で勝てる」を「負ける可能性がある」と読み違えてビビって静止してくれれば、SR側がマーカー付きの不利時間を丸儲けできる、というメリットがこの選択肢にはある。

現場は知らないけど、机上の議論としてはナシだと思われる。


【行動例2:SRがNRFリス方向に移動】
大まかな方向性としてはこれが最善と思われる。
倉庫側に行くよりは、1設置も見据えたNRFリスに行く方が無難だ。
コンテナ・階段側付近まで移動できれば相当なプレッシャーを与えられるだろう。

……ということがPM側も把握できる事だ。
PM心理的には、「その後SRは西に行くだろうから、その裏をかいて南側から詰めよう」となる。
幸い敵のマーカーもその行動を示している。
足の速いPMならサイレントで裏に回りこむのは容易い。
故に、わざわざ進行方向の正面から勝負に出る必要は無い、と考える。
「あぁ、もう裏取れちゃったし、このラウンドは頂いたな。」

ここまでは予定調和。

……ということをSR側も把握していたらどうなるだろうか。
つまり、設置場中央(通常超濃厚ポジ)から敵は来ないだろう、と大胆に予想し、後ろを向きながら目的地に向かうのだ。

「相手が勝ち誇った時、そいつはすでに敗北している」、という好例。
ここで景気良く当てられればSRの勝ち、外したら、まぁ、その時はそのときで。


【模範解答】
後ろを向きながら、NRFリスへ向かう。


……と、書いていったのだけど、「じゃあ、ここまでお互い分かってたらPMが正面対決して(西側から回って)もいいんじゃないの」という意見を始め、様々な選択肢が挙げられるかもしれない。
でも、それはあまりよくないと思う。
やはり、その状況でSRが設置場中央を見ない可能性に賭けるのは暴挙であり、PM側が南から回るという選択肢はなんら間違っていないのだ。大抵はそれで裏を取れる。
1対1の状況で冷静であり続け、リアルタイムに有利不利を考えられる人間は稀である。正確で早い判断に自信があるなら、単純に有利を積み重ねていくべきだ。
ただ、最後の最後で油断せず、SRが置いているという最悪の可能性も考えて撃ち合いに挑もうという話。


格ゲーのファジーガード的に、最速で来た場合を想定して照準を置いて2択に対応する、というのも有りかもしれないけど、実際には全然最速なケースがなくて微妙。

2 件のコメント:

  1. ノンスコで角待ちよゆう

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  2. 実力差あれば、まぁ、それでいいですよね

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